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部落解放同盟は、初代委員長の松本冶一郎をはじめ、組織内国会議員を衆参両議院に何人も輩出してきましたし、現在も各都府県・市町村議会に組織内議員が多数います。
部落解放同盟は大衆団体であり、政党と上下関係にはないので、ひとつの政党を支持しているわけではありません。近年では民進党と社民党を中心に、部落差別の解消に理解や協力を得られる政党・議員と友誼関係にあります。
国会では部落解放同盟の要請により、自民・公明・民進の超党派の国会議員による「21世紀人権政策懇話会」という会議が持たれていますし、各省庁へも定期的に生活福祉・教育などに関する具体的な要望をおこなっていますが、政治権力を持っていることはありません。
(てんたろん)